十二所神社
十二所神社は、姫路城の鬼門にあたる未(ひつじ)・申(さる)の方向に造られた神社で、城主が毎年盛大な祭りを開催したそうです。戦前は郷社とおして、播磨国総社と並び称された大社でした。また、関西一といわれた当神社の藤の花が咲く頃には、遠方からそれを楽しむ多くの人が集まったといわれています。
 一方、同じ敷地内にあるお菊神社は、主気乗っ取りの陰謀をあばいた忠臣・衣笠元信の妾・お菊がその策略にはまり、無念の死を遂げた後も霊となって、なお、家宝の皿を数え続けるという「怪談・播州皿屋敷お菊物語」の主人公「お菊さん」を祭った神社として有名です。当時の社殿は、室町風の珍しい建築様式の神社であったが、戦災で焼失し、現在の社殿となった。今でも社殿にはお菊虫や木造などの遺物が祭られている。

実はみかしほ学園 別館(アネックス)からこの神社には徒歩1分の距離にあります。興味があったら、一度行ってみるのもいいでしょう。
お菊神社

十二所神社

お菊神社